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Home >> 趣味で書評を >> 東野圭吾さんにハマる

東野圭吾さんにハマる

手紙
手紙
秘密
秘密
東野 圭吾


先日、「手紙」を読んでから、東野圭吾さんの作品にハマっております。


僕はきっと、この人の書く文章に相性が良いのだと思います。


東野さんの書く文章は非常に簡素で、平明に書かれています。


余計な心理描写や、持ってまわったような言い回し、凝った比喩など


そういった“言葉の飾り”がギリギリまで削られています。


きっと、それがいいんですね。節約して使っているのがわかります。


無駄を省いてあるからこそ、時々そういった表現が出てきた時には、


その威力を発揮しているんだと思います。


文章に引っかかりを覚えず、目が滑るように先に進んでしまう。


だから、結構分厚いのに、一気にサクサク読んでしまうんです。


さて、次は何を読みましょうかね。




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Home >> 趣味で書評を >> バカの壁よりも

バカの壁よりも

養老孟司の“逆さメガネ”
養老孟司の“逆さメガネ”
養老 孟司

図書館で借りて読みました。

ベストセラーになった、養老 孟さんの「バカの壁」と要旨はすごく似ておりますが、あちらがしゃべったことを奇麗に編集しているのに比べて、こちらは結構、毒舌トークな感じ。

・バカいっちゃいけない
・それは逆でしょうが
・だから、それはさっき言ったでしょうが

っていう風に、なんかこう説教口調の歯切れいい漫談を聞いてる感じが楽しい。
中身としては新鮮なのは「身体論」です。

さすが解剖学者だけあって、物事の見方がユニーク。
特に、現代は心と身体の捉え方があべこだ、と主張するのです。
人間と情報についての捉え方も、逆だと。

・自分の心とか、感性に個性があるなんて、明らかに勘違っている。
・自分探しなんてしたって、見つからない。というか自分はすぐそこにある。
・個性というのは、自分の身体そのもの。
・身体は、一人一人全部違ってる。
・外見の美醜など、まさに個性そのもの。
・運動神経や、手先の器用さ、ああいうのも全部身体の話。
・だって、神経も脳も、身体だから。
・それに対して、心というのは一人一人が違っているものではない。基本的に同じもの。
・心は基本的に、同じになろう、同じになろうとする。個性ではなく同一性を求める。
・だから人は、わかりあえたとか、通じたとかそういうのが嬉しい。
・人間が変わらないのに、情報だけがどんどん変わると思ってるかもしれないけど、それは逆。
・情報というのは変わらない。本に印刷する、CDに保存する、ウェブサイトに書いておく。そういうのはそのままの形で残っている。
・毎日どんどん変わるのは人間。
・試しに日記をつけてみて、一年前のものでも読み返してみるといい。今の自分とは別人だから。

などなど。うむむむ。深い。

まだちょっと租借できない部分があるけど、人との違いを意識しながらも同じであることに安心する心理ってのは、ありますよね。人間は。

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Home >> 趣味で書評を >> アースダイバー

アースダイバー

アースダイバー
アースダイバー
中沢 新一

先日の「カイエ・ソバージュ検楚世糧明〜」に続いて中沢新一さんの本。

「アースダイバー」を読んでみました。

誤解を恐れることなく、ものすごく大雑把にこの本について説明するのだとすれば、

「江戸地図を開いて東京散歩」の、石器時代バージョンです。

石器時代の頃の古地図には、当時の古墳とか、貝塚とか、村とか、川とかがあった場所が記されているわけですが、それを見ながら東京を練り歩きつつ「ピン」と来た場所があったらこの地図をおもむろに開くわけですな。そうするとこう、何か符号することがあったりして、妙な気分がこみ上げてくるわけです。

今よりも遥かに温暖化していた新石器時代には、当然のこととして海水が今よりも内陸にまで入り込んでいて、今の東京の東半分は、物の見事に海の底。海岸線は、複雑に入り組んだリアス式海岸を形成していたそうで。なんとも恐ろしい感じが漂います。

アースダイバー式の地図
クリックで拡大

なんというか、ゾクッとしません?この地図。海岸線の様子がまるで、血管とか脳みそとか、そういうものを連想させる。今の浅草とか、東京とか、完全に水没していたんですねー。

太古の昔から日本人は、この海と陸とに隔てられた場所である「岬(ミサキ)」を、特別な霊力の宿った場所として扱ってきたらしく、海岸線が遥か沖まで引いた現代においてもまだ、かつて岬だった場所は特異な空気を保ちながら、ビルとかガンガン立つというより、お寺とか神社とか、あるいは妙な空き地とか、とにかく荒らされずに残っていることが非常に多いと。

また、なぜか大学とか、大きなホテルが建ってるところは、昔はお墓だった場所が多いのだそうな。現代の感覚からすると「墓地=不気味」だというイメージかもしれないけど、古来より「死者の眠る場所=聖域」とされ、超越した力の宿る場所として扱われてきたからこそ、そういう引力が土地に宿っていると考えると面白い。

※「タナトス(死)の塔」と題した東京タワーの周辺は当時、岬だったそうです。
こちらをクリック

なんか、これを見るとかなり見事ですよね。

ところで、話は変わりますが、自分は昔から「一体、どうやってそんな物件みつけるの」と言われるような変な物件をみつける事が多く。でもそれは、思えば非常に感覚的なもので決めていることが多いんです。

何というか、その土地が持つ「色気」みたいなものです。

それでふと思いつき、自分が東京で住んだことのある地点をこの地図で検索。

・目白台関口
・四谷
・神宮前
・南麻布


面白い事に、一つ残らず、昔に陸と海との境界線上だった付近を選んでる。
これは何を意味しているのだろうと、考えてみるのも面白いのです。

たしかに、中沢さんの解釈としては飛躍している箇所もあるにはあります。しかし、自分の個人的な意見としては、学問は(特に文科系は)その高みから、この辺りまで降りてきて、その無邪気な想像力を発揮した方がいいと思っています。

「それはいい過ぎ」と言われるくらい突飛な位で、ちょうどいいじゃないかと。

「妄想し過ぎだよー」とバカにされる位に発想が飛んだ方が気持ちいいと。

だからこの本は、アカデミックなアプローチから出てきたアイデアを、エンターテイメントとして楽しむ一冊として、こういう事が好きな方達に、強くお勧めしたいと思います。
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Home >> 趣味で書評を >> ぐっとくる題名

ぐっとくる題名

ぐっとくる題名
ぐっとくる題名
ブルボン小林


コラムニストのブルボン小林さんのユニークな視点を楽しめる本。
この方は一方で小説家でもあり、本名の「長嶋有」として活躍中。

2002年に「猛スピードで母は」で126回芥川賞を受賞。
さらに、竹内結子さん主演で映画化予定の「サイドカーに犬」は
2001年の文学界新人賞を受賞したデビュー作だそうです。

長嶋さんの独特なネーミングセンスに興味を持っていたのですが・・・・・・

なるほど。この「ぐっとくる題名」を読むと、彼なりの方法論があるのがわかります。
本書で挙げられている例を、簡単にいくつか引用し、僕なりに考察してみますね。

・濁音と意味不明な単語
どうも、破裂音は口にするだけで気持ちいいという側面があります。
個人的には、これは男性の方が、より的確に当てはまると思います。
理由は簡単で、少年向けにヒットするロボットもの、ヒーローものに
極めて濁音混じりのネーミングが多いこと。もちろん例外もありますが。

「ガンダム」(ダブルゼータガンダムなんて濁点だらけだし)
「エヴァンゲリオン」
「ドラゴンクエスト」

ただ、その他にもこのパターンに適合するのが

「のだめカンタービレ」
「バガボンド」

など。一部のベストセラーにも当てはまるようです。

それから、人を侮辱するような言葉にも濁点が多いですな〜。
こちらは「バビブベボ」がやたら多いのが気になりますが(・э・)

「デブ」
「ババア」
「バカ」
「ブス」
「ブサイク」
「ハゲ」
「チビ」
「チビデブハゲ」

・いいかけでやめてみる
これは、長嶋さんも意識して使ってるようですね。

「猛スピードで母は」
母は通常、猛スピードで何かをしたりしないのではないか。
するとしたら例えば、朝起きて子供のご飯の支度とか、ジャスコのバーゲンで格安の衣料を手に「うわっ!これ安いわぁ!」とか言ってお向かいさんの主婦と引っ張り合うとかそういうことかと思うんですが、いや、でもたぶん違うんですよね。

「飼い犬が手を噛むので」
個人的にすごく好きな(曲は好きじゃないけど題名が好き)筋肉少女隊の曲名。
飼い犬に手を噛まれているというのに落ち着き払ったこの感じはどうなのでしょう。
飼い犬って本当の犬なのでしょうか?それとも腹心の部下なのでしょうか。それから
噛まれていて大丈夫なんでしょうか。噛まれて何がどうなるんでしょうか。
ああっ!!気になる。気になる。藤田まことさんが飼い犬に手を噛まれながら
うしろ振り向いて「おお、来たか。いや、ちょっと飼い犬が手を噛むのでな」とか
言いそうな雰囲気ですな。
このほかに「がんばったがダメ」という題名も好きです。読み上げてください。
あきらめるのが少し速すぎる感じがして、笑いが込み上げます。

・長い題名
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」
「鏡の前に立って自分を眺める時は出来るだけ暗い方が都合がいいんだ」
「あたしがいないと生きていけないっていうんなら、なぜまだ生きているの」

理由はわからないのですが、長いというのはそれだけでインパクトがあるらしく。
ただし、無駄に長いだけではダメ。何がその違いを生み出すのかさっぱりわかり
ませぬ。ただ、一番上以外は会話体であるということで、長くなる理由としては
その1つのパターンであると思われます。

・聞いたことのない言葉の使い方もしくは組み合わせ方
(ここからは、僕の個人的な考えです)

「嫌われ松子の一生」
ポイントは“嫌われ松子”かなと。人の名前の前に“嫌われ”とつけてしまうって
すごくないですか?だって、断定しちゃってるじゃないですか。そしてこの嫌われ
松子が人生を笑顔で乗り切って行く(お話は松子が序盤で殺されて、その回想にな
るんだけど)物語というのがいいですよね。嫌われ松子がしょぼくれて生きてたら
「それじゃ、そのまんまじゃん」ということになってしまうし。

「蹴りたい背中」
小説の内容とも符合していて、思わずうまいと膝を叩く勢いです。
“背中”って言うとなんかこう、父の威厳が漂っていて逞しかったとか、
母の背中が小さく見えて寂しかったとか、そういう「威厳」とか「哀愁」という
文脈で使われてきたのが大半だったので、、そこにいわゆる「悪意」の出番という
のは少なかったと思うんですけど。“蹴りたい”ですからね。
しかも女の子が男の子に向かって。すごいセンス。

「すごい会議」
これはもう、ネーミング自体が大ヒットしてしまったので、その後に便乗した
ような本が大量に出回ったほどでしたね。この言葉が裏切っているのはきっと
「会議ってのは大抵“すごくない”のが普通だ」という先入観かなと。

「バカの壁」
“〜壁”というとベルリンの壁とか、異文化の壁とか、言葉の壁とかいう割と
カタいイメージがしてしまうし、目の前に厳然と立ちはだかって、それを乗り
越えることが一種の使命というか、そうさせる何かがあるというか、挑むべき
な雰囲気があるんですが「バカの壁」とか言われるともう、なんかすごく滑稽
というか、バカは壁を見つめながら「む、無理っす・・・・・・」とか内心思ってい
て、そして事実、無理であるという苦悩が笑いを誘います。さらに、この続編
がさらによくて「超バカの壁」。超って・・・・・・。

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Home >> 趣味で書評を >> カイエ・ソバージュ検楚世糧明〜

カイエ・ソバージュ検楚世糧明〜

神の発明 カイエ・ソバージュ〈4〉
神の発明 カイエ・ソバージュ〈4〉
中沢 新一


なんか、あまりにもカッコイイ名前なので図書館で借りてしまいました。


「カイエ・ソバージュ検 楚世糧明〜」


最近、「ほぼ日」の糸井さんなんかと組んで色々と活動されている


中沢新一教授の講義録を編集したものだそうです。


主に民俗学、人類学での研究成果を土台にして、


人間にとっての神様とか仏様とか、あるいは精霊とか


そういう超越的な存在がいかにして作られたのかという議論を展開します。


つまり、超越的な存在は人によって作られたし、作られざるをえなかったのだという立場を取ります。


こういうこと言うと結構、誤解されるかもしれないけれど


僕は個人的に、神様(みたいなもの)は信じていないのですが


精霊(みたいなもの)は信じている節があるんです。


なんというかこう、雲の切れ間から光が降り注いで、絶対的にエライ存在が下りてきたりして


「タイロウよ、お前は許されたのじゃ」とか、そういう世界観はピンとこなくて


むしろ、町の外れの森の暗がりから、なんかほぼ人間みたいな、でも人間ではないような
そんな存在が


「おい、タイロウ、なんかよこせよ。そしたらワシもこれ、やるからさ」


ってずる賢い取引をもちかけてくるような感じがピンと来ます。


そういう感覚ってのは、山と海と森を走り回って育つ中で身に付いたのかもしれなくて


毎年、きちんと初詣に行くのも、そういう感覚が背後にあるからなのだと思います。


地元にそびえ立つ箱根全山を覆う森を思って、なんだか敬虔な気持ちになるのです。


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