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外資系に転職した友人はそれなりに幸せそうでした〜その3〜
外資系企業への転職についての典型的な誤解の3つめ。
それがこれです( ̄ー ̄)
■本国の都合でいきなり日本から撤退→失業したりする。
→これは事実です。
やっぱり本国のお偉いさんが「アジアから撤退じゃ!」って
いきなり決定したりすることもありますからね。
あのGoogleだって、ある日突然、ソニーから社長として転職
してきた辻野さんのポストを「廃止」しましたから。
これは本当はものすごいことなんですよ。
「辻野さん本人」を社長から解任したのではなく、
「日本支社長」というポストそのものを廃止にしたんですから。
ウルトラミラクルなクビの言い渡し方ですね。
しかし、これもまたお金の話になるんですが、外資系企業の
撤退というのは、いち労働者からしてみたらさほど悪い話では
ありません。
会社都合で撤退をする場合、解雇になるというのは仕方があり
ませんが、慰労金が支給されるケースが多々あります。それに
本国決定での撤退であれば、転職理由としては非常に全うなので
選考時にマイナスには見られません。
・・・
さて、そういうわけで、長々と書いてきましたが。。。
日本企業も明らかに外国人採用に本腰を入れ始めた今、会社内で
それなりに評価を受けているビジネスパーソンの方たちは、
外資系企業への転職を検討するべきかもしれません。
外資系に転職した友人は、それなりに幸せそうでした〜その2〜
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※私自身、大手人材紹介会社で勤務した経験があります。
そこで見た転職現場の内情と、外資系のクライアント企業
からの情報、それから実際に外資系に就職 or 転職した友人
からの情報を総合して書いています。
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それは、こちらです( ̄。 ̄)
■すぐにクビになる。
うーん( ̄〜 ̄)
→これはハッキリ言って誤解です。
噂として良く聞くのが、
「ある日いきなり、ボスの部屋に呼ばれてクビを
言い渡され、その場で段ボールを渡されて泣きながら荷物整理をした」
みたいな。
しかし、こんな人は、金融系の超高額なサラリーを稼ぐような一部の業界だけです。
外資系のコンサル
ティング会社でさえ、そこまで露骨なことはしませんし、
ぶっちゃけ言ってしまえば、まともな日本企業であれば、使えない人に退職を勧めるくらいやりますよ。
だって、あのJALですらやったんですからねw
しかし、外資系企業はスパッとお金で解決する傾向が
あります。
まとめて再就職支援会社に費用を払って、つぎの就職先
を探す手伝いをしてくれたりします。←嬉しいでしょ?
日本なら、大企業であれば、こういうサービスを会社の費用でしてくれます。しかし、日本の中小企業でそんな
手厚いサポートをしている会社など聞いた事がありません。
(っていうか、ないです。そんな中小企業は。)
そして、結局日本企業の倒産も増えているわけですから。
外資の方が、お金も何もなく、いきなり丸腰で転職市場に
放り出されるリスクは少ないわけです。これは結構、盲点でした。
では、 続きは次回。
外資系に転職した友人は、それなりに幸せそうでした。〜その1〜
( ̄ー ̄)
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※私自身、大手人材紹介会社で勤務した経験があります。
そこで見た転職現場の内情と、外資系のクライアント企業
からの情報、それから実際に外資系に就職 or 転職した友人
からの情報を総合して書いています。
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まずは、その1つめ。
■結局、日本人には大した権限が与えられない。
→ハッキリ言いますが、これは事実です。
日本支社で平社員の内定一つ出すのに、アジアパシフィックの
シニアなんちゃらさん(もちろん外人さん)にOKを取らないと
いけない、とかいって3週間くらい待たされたりとかザラでした。
その間に内定を辞退しちゃったらどうするんだと思いつつ、日本の
採用責任者ですら、その末端で働くいち社員の採用可否を単独で
意思決定できる権限がない。それが普通でした。
最悪な職場じゃないか!と思いますか?
でも、一方で日本支社で働くスタッフには「責任」というものが
あまりないんです。運営だけしっかりしていればいい。
責任を負わなくていいということは、実に気楽なもので、そういう
毎日を謳歌するという生活も、また快適なのかもしれません。
ビジネス上の意思決定には、常にリスクがあります。
(リスク=思っていたような結果にならない可能性のこと)
で、その失敗するリスクがあることはみ〜〜〜んな、
外人さんがやってくれるわけですからね。
(僕だったら、そんな仕事はつまらないからイヤですけど)
でも、そこは人それぞれですから。
それが快適な人だっているわけです。
続きは次回で。
外資系に転職した友人は、それなりに幸せそうでした。〜はじめに〜
日本経済の先行きがまったく見えない現代日本。
しかし、先日、外資系企業に転職した友人と再会
して聞いてみたら、けっこう幸せそうにしていました。
( ̄ー ̄)
その時になんというか、ちょっと誤解していたことに
気がつき、まさに目から鱗だったんです。
私自身、大手転職エージェント会社で勤務した経験があり
ます。そこで見た転職現場の内情と、外資系のクライアント
企業からの情報、それから実際に外資系に就職 or 転職した
友人の話を総合して、書いてみます。
外資系企業の内情をよく知らない人がよく口にするのが、
■結局、日本人には大した権限が与えられない。
■すぐにクビになる。
■本国の都合でいきなり日本から撤退→失業したりする。
といったイメージです。これらは合っていると同時に
間違っているのですが、物は全て考えようでして。
一見、悪く聞こえることであっても、良い側面もまたあるのです。
まずは、その1つめ。
■結局、日本人には大した権限が与えられない。
→ハッキリ言いますが、これは事実です。
日本支社で平社員の内定一つ出すのに、アジアパシフィックの
シニアなんちゃらさん(もちろん外人さん)にOKを取らないと
いけない、とかいって3週間くらい待たされたりとかザラでした。
その間に内定を辞退しちゃったらどうするんだと思いつつ、日本の
採用責任者ですら、その採用を単独で意思決定できる権限がない。
それが普通でした。
就職/転職するには、最悪な職場じゃないか!って思いますか?
でも、一方で日本支社で働くスタッフには「責任」というものが
あまりないんです。運営だけしっかりしていればいい。
責任を負わなくていいということは、実に気楽なもので、そういう
毎日を謳歌するという生活も、また快適なのかもしれません。
会社の業績にとって大事なことや、決断したとしても失敗する可能性
があること。それらはみな、リスクがあることです。
それらはみな、外人さんがやってくれるわけですからね。
(僕だったらいやですけど)
続きは次回で。